こんにちは。管理人です。
いきなり冒頭で誤っておきますね。
前田光世先生!ご紹介遅くなって申し訳ございませんでした!
ブラジリアン柔術総合サイトを目指しているにも関わらず、「ブラジリアン柔術」の紹介がまだでしたね。
えっ?そんなものWikipediaでみるから今さらいらないって??まぁまぁ、その通りなんですけどね(汗 そんなこと言わずに。なるべく簡素に「まとめ」ますのでお暇な際にでも読んでください。
ブラジリアン柔術 創世記
全てはこの男から始まった!
皆さんご存知、柔術の父とも言われている、前田光世(講道館柔道7段)が柔道使節の一員として渡米。滞在費や柔道を広めるため異種格闘技(ボクサー・プロレスラー・拳法家など)を始めました。
そう、講道館柔道から物語が始まったんですね。
その後も異種格闘技を続けながらメキシコやヨーロッパ、そしてブラジルに行きつく。その時の旅路の途中、前田はコンデ・コマのリングネームを用いるようになります。
その戦いは2000勝以上(ヒクソンは400戦無敗と言われてましたね!)し、柔道衣着用の試合では無敗であったという。(真意の程はわかりませんが、ヒクソン同様、それ位強かったと言う事でしょうね。)
ブラジリアン柔術が生まれる時
ブラジルにてガストン・グレーシーと前田の交流から、息子のカルロス・グレーシーを弟子に迎えました。(当時前田の柔道はブラジルでは「嘉納柔術」として知られていたそう。)
カルロスはぐんぐんと腕が上達し、五男のエリオもカルロスと共にグレイシー柔術を創設。エリオは前田の柔道を更に改良し、誰にでも使いこなせる術として技術体系を完成させた。
そう!これが後のグレイシー柔術(ブラジリアン柔術)の誕生である!
日本から持ち込まれた柔道が、ストリートファイトや賞金稼ぎを経て進化し、グレイシー一族の手によって新たな柔術が生まれました。
以上までのコンデ・コマの人生は、漫画化されているのでフィクション多めですが読み応えあります!興味のある方は下記からどうぞ!管理人オンタイムで読んでましたがお勧めです!
ちゃんと伝記を読みたい人はコチラがお勧め!
ブラジリアン柔術 黎明期
創世記に生まれたばかりのブラジリアン柔術。その後私たちにどう広まったのでしょうか。
そうです。みなさんご存知のあの男達です。
そして伝説の幕開け!
遠くアメリカにて第一回UFCが開催されました。当時は今の様にスポーツ化しておらず、噛みつきと目潰し以外は全部OKという、まるで刃牙の世界のような大会が行われました。
圧倒的な下馬評を覆いして優勝したのでがホイス・グレーシーでした。ちなみにホイスはその後UFCで3度の優勝をしています!
この瞬間から格闘技界にグレイシー柔術の快進撃が始まります。
黒船来襲
UFCの翌年、日本にて遂にヒクソン・グレーシーが来日しました。VTJ優勝を皮切りに、グレイシー柔術の強さを世に広めていくのでありました。しかし、その強さを確かめるべく、Uを代表でして安生洋二が道場破りに行くも見事に返り討ちされるなど、当時のプロレス・格闘技ファンに衝撃を走らせました。(この辺りの裏話はドロップキックさんが面白いです!)
そして遂に一大格闘技ブームをとなる、PRIDE(K-1)時代がやってきます。メインはもちろん「やれんのか!」でお馴染み、プロレスラー・UWFと当時最強と謳われた?高田延彦選手や船木選手!
しかしヒクソンは危ないシーンもなく、淡々と挑戦者を破り、最強の名を欲しいままにしました!(ファイトマネーも凄い!)
グレイシーハンター登場!
日本人格闘家が次々とグレイシー一派に敗れる中、いつしか「グレイシー=国民の敵」と言う構図が格闘技界、いや日本中のファンの間では出来つつある中かで、我らがヒーロー桜庭選手の登場です。
伝説のホイス戦を含め、数々のグレイシー一派を破っていく姿は、いつしかグレイシーハンターという異名がつきました。(まるで外国人対日本人の戦いに歓喜した昭和プロレスのようですね)
それから時代は流れ、民族間(外人・日本人)のわだかまりも無くなり、強くて人間性(キャラクター)が良い選手が評価されてきました。そして五味選手や青木選手など、多くの日本人や外国人のスターが生まれて各興行が行われて行きました。
しかし興業の契約や権利・未払い問題などのゴタゴタから人気が一気に低迷。地上波も無くなり、ついにはUFCに吸収されるなど、日本の格闘技ブームが終焉を迎えるのでした。
ブラジリアン柔術 活動期(現在)
格闘技ブームが終焉してもブラジリアン柔術はグレイシー一族のおかげで日本の格闘ファンに広まり柔術の強さが世に知れ渡る切っ掛けになりました。
そして現在日本では2つの団体がありJBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)とJJFJ(一般社団法人 全日本柔術連盟)が立ち上がっています。
2019年現在では、RIZINを初めとする各団体(キックやMMA・グラップリング等)の熱が再びおびてきてますので、また新たな格闘技ブームが生まれる気配があります。
柔術も今では幅広い年齢に支持され、多くの黒帯の選手が道場やジムなどを設立されています。
若干少子化の影響か、マスターの大会に人数が集まる傾向が見れますが、皆さんの道場やジムではいかがでしょうか?主に30~50代の方が頑張っているように思えます。
日本の柔術団体は違えど、試合には出れますので両団体のHPをチェックしてみてはいかがでしょうか?
今後はオリンピック競技になる日も近いのかなと思わざるを得ないですね!
まとめ
基本的にグレイシー柔術とブライジリアン柔術は同じです。
ただしグレイシー柔術は商標登録しておりますので、同じグレイシー一族でも認められた方のみアカデミーで使用できるようです。
商標が使えないの非グレイシー派の黒帯が、やがてブラジリアン柔術となり、その名前が世界中に広がったという訳です。
いかがでしたでしょうか?なんとなくお分かりになりましたでしょうか?
初心者の方が居たら偉そうに教えてあげてくださいね。Wikipediaと違うと言われたらスルーしましょうw
では良い練習を!ROLL